自律神経の乱れはヨガで整えよう


次のような症状でお悩みではないですか?

・頭痛、肩こり、腰痛など、慢性的な痛みに悩まされている 

・寝つきも眠りも浅い 

・手足が痺れやすい 

・便秘や下痢になりやすい 

・胸やけや吐き気を感じる

・トイレが近い 

・だるさが抜けない 

・生理不順 

・イライラしやすい 

・不安感がよくある 

・動悸や不整脈を感じる 

など、特に原因はないのに心身の不調に悩んでいる方

お辛いですね 


 実は私自身もこれらの症状で悩んでいました


この症状、もかしたら自律神経の乱れからきているかもしれません 


今だから打ち明けますが、

ヨガインストラクターとして活動を始めたころは 

「ヨガで自律神経のバランスを整えることができる」といわれても、 

よくわかっていませんでした 


 ヨガ心理学で身体と心の関係について学び、ヨガの実践を続けることで冒頭の症状に悩まされることも減り、自律神経について以前より良く理解できるようになりました 


 この文章は

 自律神経って何なのか 

なぜ乱れるのか 

整えるにはどうしたらいいのか

について書きました


原因不明の心身の不調で悩んでいる方、ぜひ最後まで読んでみてください 



 自律神経って何? 

 とても簡単にいえば 生命活動を維持する機能 です 

 主に、

心拍、呼吸、血圧、体温調整、消化、分泌、排泄

など 生きるうえでとても需要な機能を調整してくれています 


意識的にコントロールしにくい身体機能を管理して、心と身体を健康に保ってくれてるんですね

(無意識の領域です) 




自律神経のはたらき

自律神経は主に、交感神経と副交感神経の二つの部分から構成されています 

交感神経は、ストレス時や活動時に体を活性化させ、心拍数や血圧を上昇させます。 

副交感神経は、リラックス時に体を休め、消化や回復を促進します この2つの神経系がバランスを保つことで、私たちの体は健康に維持されています。 


 因みに自律神経のバランスは、脳の視床下部や脳幹によってコントロールされています。



更に視床下部は、

感情を司る大脳辺縁系の一部と機能的に強く結びついてもいるようです 



 自律神経の乱れによる症状 

 ・疲労感・倦怠感・ほてり・不眠・頭痛・めまい・耳鳴り・肩こり・腰痛・便秘・下痢・頻尿・胃痛・手足の痺れ・不整脈・生理不順・生理痛・不安感・落ち込み・やる気が出ない など 

上記はほんの一部だと思ってください 



自律神経が乱れる原因 

 これが体や心の不調に繋がっていきます 

 ■過剰なストレス 

・パワハラ、セクハラなどのハラスメントによるストレス 

・人間関係によるストレス 

・プレッシャーが蓄積しすぎている 

などの心理的、社会的ストレスが、特に大きく自律神経に負担をかけます。 

(このようなことは厚労省のホームページにも提示されています) 

 また、睡眠不足や過労など身体へのストレスも影響します。 


 ■女性ホルモンの変動 

特に更年期の女性ホルモン(特にエストロゲン)の急激な減少が自律神経のバランスを崩し様々な更年期症状が現れます 

なので、更年期障害は自律神経の乱れが大きく関係しているといえます。


 女性の性ホルモンのバランスを調整する指令を出すのは、脳の視床下部と下垂体 

自律神経の指令を出す中心的な役割を果たすのは、脳の視床下部 

 どちらも視床下部がそのバランスを調整しているのですね 


 ■その他 

その他にも、睡眠不足や不規則な食生活、運動不足や過度な運動、 

さらには季節の変わり目や急な気温変化、騒音や強い光など、外的な環境も自律神経を乱す原因になります。


 自律神経の乱れが長期化すると、うつ病やその他の精神的な問題が発生しやすくなるため、早めに対策をとることが大切です。 



 自律神経を乱す一番の原因 

自律神経を乱す一番の要因である心理的・社会的ストレスとはどんなものなのでしょうか? 

例えば

 ・会社(学校)に行きたくないけど休んだらいけない 

・夜眠りたいけど眠れない 

・しんどくても笑顔でいなくてはイケない 

・頼りたいけど一人で頑張らなくてはいけない 

・辛くても弱音を吐いたらイケナイ 

・母親はやりたいことを我慢しなくてはいけない 

・ママ友とのランチに本当は行きたくないけど行くしかない 

・義実家に行きたくないけど行くしかない 

などのように 


 『本当は○○なのに、こうでなければいけない』と 自分の気持ちと行動が不一致を起こしていて、本当の気持ちに蓋をしていることに自分でもよく気づいていない状態と言えると思います 

 そんな、自分でも気づいていない感情が自律神経を乱すといっても過言ではないと思います 


 なぜなら、感情を司る大脳辺縁系と、自律神経に指令を出す視床下部は、非常に近い位置にあり、機能的な関連性が強く、感情やストレスが体に与える影響を調整するために、連携しているようです。

 すなわち、大脳辺縁系からの情報が視床下部に伝わり、自律神経に指令が送られることで、身体の様々な器官が働いているということです そのため自律神経は、本能的な欲求や情動・感情に反応しやすいといえると思います 



自律神経を整えるには 

その前に、自律神経が整っている状態とはどんな状態なのか?


・交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできている 

・必要な時に必要な神経が優位に働いている という状態です  




 自律神経を整えるための効果的な方法として 

・軽い有酸素運動やストレッチ 

・深呼吸 

・リラックスできる空間で過ごす 

・五感を使う (音楽を聴く、アロマを楽しむ、薄暗い照明) 

・心地よいイメージを持つ が良いとされています

 …………………………. 

これヨガといえませんか?

 


自律神経を整えるのにヨガが有効な理由 

ヨガは ほとんどのレッスンは静かな空間の中で 呼吸を大切にしながら 有酸素運動や ストレッチをします


時にはBGMを流し、

アロマやハーブ、お香を焚いたり、

照度を落としたり することでリラックス効果を高めたりもします 


 五感を大事にしながら心地良いイメージでおこなうヨガは、 

 ・副交感神経が優位になり 

・リラックス効果が得られ 

・筋肉の緊張もゆるみ 

・血管が拡張され血行が良くなり 

・心拍も落ち着き 

・胃腸などの内臓機能も活性化 していきます 


 このようにヨガは、感情を司る大脳辺縁系と自律神経を司る視床下部に働きかけることで、心身の調和を促し、自律神経のバランスを整えるのに最適な方法と言えます。 


 最後にもう一つ大切な事!

 ヨガをするときどんな気分でヨガをするのかがとても大事です 

 

思考より感情を大事にするヨガが「五感を使うヨガ」と言えると思います 

それができるようになった時 自律神経の切り替えがスムーズにできるようになり 心も体も健やかになるのだと思います。 


 私はヨガ心理学とこのヨガで、冒頭に書いたような症状で悩むことが減りました 


 あなたも五感を大事にするヨガを習慣にして 自律神経を整え、原因不明の不調から解放されていきましょう 

小美玉市の隠れ家ヨガ教室 NaoYoga

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